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調布で岩手県遠野市との交流会-昔話や支援活動報告、かたるくん着ぐるみも

岩手県大槌町吉里吉里漁港を清掃する様子

岩手県大槌町吉里吉里漁港を清掃する様子

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 調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)12階大会議場で4月20日、岩手県遠野市と調布市の交流イベント「遠野=調布 交流会~復興支援とふるさと伝承のご縁から~」が開催される。調布市と調布市社会福祉協議会の共催。

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 東日本大震災後、同協議会が市や企業と協働で岩手県沿岸部へボランティアを送り、遠野市の「NPO法人遠野まごころネット」の協力の下、復興支援に取り組んできたことから、両市の絆がより深くなるよう企画した同イベント。市在住の水木しげるさんが、1910(明治43)年に発表された柳田國男著の説話集「遠野物語」を原作に「水木しげるの遠野物語」を描いたことをきっかけに生まれた赤いかっぱのキャラクター「かたるくん」を、同イベントのチラシなどにもデザインした。

 当日は軽食付きで、遠野市の語り部による「遠野物語」の昔話「カッパ淵」「オシラサマ」「座敷わらし」などを予定。同市物産品や伝統行事などの紹介、復興支援活動の状況も報告する。水木しげるさんの作品展示コーナーや「かたるくん」の着ぐるみと一緒に撮影できるブースなども企画する。

 同イベント担当の調布市市民活動支援センターの朝日さんは「被災地では、がれきはなくなっても復興にはまだまだ時間がかかりそう。これからは人と人とのつながりが大切な時期になっていると思い企画した。楽しい交流会にしたい」と話す。

 開催時間は18時~20時。参加費は1,000円。

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