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調布で中学生が映画制作体験-9月の上映会目指し準備着々

実際にカメラとマイクを使い、短い場面を撮る練習をする様子

実際にカメラとマイクを使い、短い場面を撮る練習をする様子

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 NPO法人調布まちづくりの会(調布市染地3、TEL 042-484-6740)が開催するワークショップ「第4回 調布ジュニア映画塾」で中学生による映画作りが着々と進められている。

作成を終えた脚本を発表する様子

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 同会は「市民の手でまちづくりを」という思いから1996年にスタートした市民団体。2000年に特定非営利活動法人格を取得し、自主テーマや同市からの委託事業を通じて、街の課題の検討や提言を行う活動を続けている中で、同市がかつて「東洋のハリウッド」と言われ、現在でも40を超える映画・映像企業が集まっていることから、2010年から映画監督や映画プロデューサーらの協力を得て、「調布ジュニア映画塾」を開催している。

 参加者は8つの中学校から集まった15人。調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)で現在、各自で考えた物語をそれぞれ脚本の形にする脚本制作と監督、カメラマン、俳優などの役割を検討し、撮影準備に取りかかっている。9日と11日には街中で撮影を行う予定。その後、パソコンで編集を行い、9月15日に上映会を行うという。

 同映画塾担当の水谷さんは「4回目となる今年は、これまでにない多くの参加者を迎え、にぎやかな雰囲気で講座が進んでいる。本格的な映画を作る過程を体験するとともに、皆で協力し合って映画を作り上げていく楽しさを経験してほしい」と話す。

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