調布の味の素スタジアム(調布市西町)で9月28日、「スポーツ祭東京2013(第68回国民体育大会・第13回全国障害者スポーツ大会)」開会式が開催される。
スポーツ祭東京2013調布市実行委員会の「子どもの絵のポスター等原画募集」企画から作成されたポスター
国民体育大会の始まりは1946(昭和21)年。戦後の混乱の中、スポーツを通して青少年に勇気と希望を与えようと戦災を免れた京都を中心とした京阪神地域で1回目が開催された。その後、都道府県持ち回り形式で毎年開催されている。
開催は2013年9月28日~10月14日。調布市では、10月2日・3日に国体サッカー、10月4日~8日に国体の陸上競技が味の素スタジアムで開催されるほか、10月12~14日に障スポの陸上競技が味の素スタジアムで、10月12日・13日に障スポのボウリングが調布スポーツセンターでそれぞれ開催される。近隣地域の三鷹市はサッカー、ソフトボール、アーチェリー、府中市は卓球、サッカー、軟式野球、狛江市はバレーボール、稲城市は軟式野球が行われる。
開会式は「未来をひらく、スポーツのチカラ オリンピック・パラリンピックへつなげる火と光の祭典」を式典テーマに、フィールド司会者として松岡修造さんと木佐彩子さんが出演し、さまざまなプログラムを用意する。
スポーツ祭東京2013調布市実行委員会の谷崎さんは「54年ぶりに東京を舞台に開催される国体。その花形競技である陸上競技を味の素スタジアムで開催する。陸上競技には、男子100メートルで今一番注目されている桐生選手(少年男子A100メートルなど)や女子では短距離の第一人者である福島千里選手(成年女子100メートルなど)、ほかにも調布出身の期待の星、澤田選手(少年女子B100メートルHなど)も参加予定。調布市開催競技の観戦は無料なので、皆さまにぜひ観戦してほしい」と話す。
入場無料。開会式、閉会式の入場は申し込みが必要。