日活芸術学院（調布市染地2）は10月1日、NPO法人プレジャースポーツ（目黒区中目黒4）と提携してスポーツエンターテインメントスクール「日活プレジャースポーツ」を開校した。

　同校は、幼少時のスポーツやダンスフィットネスの普及発展とジュニアユース・アスリート、トップパフォーマーの育成を目的とし、日活撮影所の中という環境を生かしたスポーツエンターテインメントスクール。将来、試合やコンテスト、プロの舞台を目指す総合型スポーツエンターテインメントクラブとして日本では数少ないスクールとなる。

　4歳からのキッズクラスでは、体操・新体操・ダンス・バレエ・プロキッズ育成クラスを設け、週1回のキッズスポーツ教室から週4回のプロキッズ育成クラスまでを行う。成人クラスでは、JAZZ、HIPHOP、ヘルストレーニング、バレエエクササイズ、ストレッチクラスに分かれ、親子レッスンプランや高齢者も参加できるプログラムもある。

　各クラスの講師は、テレビ、CM、舞台、全日本選手権で活躍するダンサーやアスリートらが務める。同校を運営するNPO法人プレジャースポーツクラブ代表で、「シルクドソレイユ」「マッスルミュージカル」のメンバーである津川昌平さんは「スポーツやダンスは、誰もが楽しみ、表現できるもので、限られたトップアスリートだけのものではない。初心者からプロを目指す人まで、それぞれの目標を達成できるようサポートしていき、スポーツ文化の発展につなげていきたい」と話す。

　同校は、オープン記念イベントとして9月20日、プロダンサー＆アスリートが勢ぞろいし、トップレベルのパフォーマンスと観客参加型の演目を披露する。