「映画のまち調布“夏”花火2014（第32回調布市花火大会）」の開催が8月24日に迫った。

昨年のフォトコンテスト・シグマ賞作品「向日葵」/日比野大介さん

　例年同市の総人口を超える30万人前後の観客が来場し、同市の一大イベントとして市内外の住民の目を楽しませている同花火大会。今年は例年と異なる日曜日に開催し、名称を今までの「調布市花火大会」から、調布の特徴をPRしようと「映画のまち調布“夏”花火」に一新した。

　今年の打上発数は約8000発。コンピューター制御で音楽に合わせて打ち上げる「ハナビリュージョン」は2部構成で、小玉を中心に3000発を打ち上げる第1章と大玉を中心に1200発を打ち上げる第2章を用意。色とりどりのスターマインも予定し、多摩川の夜空に約1時間の花を咲かせる。

　昨年完売した有料席は升席を残し今年も完売。同席は10人用のミニ升席（5万円）と20人用の升席（10万円）の2種類を用意し、購入は22日の17時まで受け付ける。

　当日、京王線は15時台から21時台にかけて相模原線を中心に通常列車の発着時刻を変更した臨時ダイヤで運行。京王多摩川駅に特急列車が臨時停車し、花火終了後には臨時列車を8本増発する。京王バスは12時ごろから16時ごろまでの間、調布駅南口（4番乗り場）から花火会場（布田・国領会場）の最寄りまでの路線バスを増発運行する。

　開会式は18時10分～、打ち上げ開始18時30分、打ち上げ終了19時30分。荒天中止。開催可否は10時から専用ダイヤル（TEL 0180-99-3226）で確認できるほか、公式ホームページなどでも発表する。

　大会に合わせ、フォトコンテストも実施。印画紙にプリントしたものを1人5点まで応募できる。入賞作品については後日原版（ポジやデータなど）を提出。参加無料。締め切りは9月30日。詳しくはホームページで確認できる。