生島ヒロシさんが狛江で防災講演会-40年前の多摩川堤防決壊に学ぶ

1974(昭和49)年9月1日、大型台風16号がもたらした豪雨で民家が濁流にのみこまれる様子

1974(昭和49)年9月1日、大型台風16号がもたらした豪雨で民家が濁流にのみこまれる様子

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 狛江市のエコルマホール(狛江市元和泉1)で10月4日、「多摩川堤防決壊40年特別企画・狛江市防災講演会」が行われる。

10月4日に開催する「多摩川堤防決壊40年特別企画・狛江市防災講演会」

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 1974(昭和49)年9月1日、大型台風16号がもたらした豪雨で同市猪方地区の多摩川堤防が決壊し、民家が濁流にのまれるという水害が発生した。その悲劇から今年で40年の節目を迎え、水害について学ぶことであらためて防災について考えようと企画された同講演会。

 講演会は2部構成で、第1部は「渡辺正子と狛江琴アンサンブル」と「東京消防庁音楽隊特別コンサート」、第2部はフリーアナウンサー・生島ヒロシさんの講演会を開催。多摩川堤防決壊時の映像を振り返りながら、当時の状況をよく知る関係者へインタビューするなど水害や防災について話す。

 同企画に携わった同市総務部安心安全課の田代さんは、「減災には過去の体験を継承していくことが大切。いざという時に慌てないために、普段から防災の備えについて考えるきっかけになれば」と話す。

 また、会場では多摩川堤防決壊当時の写真や各種防災関連の展示をするほか、先着順で防災グッズを贈呈する。

 開催時間は13時~15時。入場無料。定員は700人(市外からの参加可)。手話通訳もある。問い合わせは、狛江市総務部安心安全課(代表、TEL 03-3430-1111)。

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