調布で国登録文化財の「めぐみ荘」が一般公開-白百合女子大学敷地内

今年4月25日に国の有形文化財に登録された「めぐみ荘」外観

今年4月25日に国の有形文化財に登録された「めぐみ荘」外観

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 調布市の白百合女子大学(調布市緑ヶ丘1、TEL 03-3326-5050)で10月25日から、同校敷地内に立つ「めぐみ荘」外観が期間限定で一般公開される。

「めぐみ荘」内部の骨組み

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 今年4月25日に国の有形文化財に登録された同建造物は、伊豆・修善寺の旧名主・菊池家の主家で、1930(昭和5)年に当時「津村薬用植物園」だった同敷地へ移築された。江戸時代後期から明治時代前期と推定される室内様式が特徴。大学創立後、校舎建築のため曳屋(ひきや)によって場所を移されているが、現在も大学施設としてクラブ活動などで利用されている。

 今回の一般公開は東京都教育委員会主催の「東京文化財ウォーク2014」の一環で行うもの。内部を見学できる特別公開イベントは定員に達したため申し込みを締め切っているが、外観は見学可能日であれば見られる。

 同校広報担当者は「一般公開を行っていない施設なので見学できる数少ないチャンス。10月25日、26日は白百合祭の開催日でもある。ぜひ地域の方々に見ていただきたい」と話す。

 一般公開時間は10時~16時。11月3日(10月27日と11月2日は除く)まで。

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