調布駅南口広場や総合福祉センターなどで12月6日・7日、「第37回調布市福祉まつり」が開催される。
調布市社会福祉協議会が福祉に関する理解を深め、福祉活動への参加・交流を図りながら団体・施設・事業所などの日常活動のPRや福祉活動金の確保を目的に開催する毎年恒例の同イベント。ハンディキャップを持つ人や社会福祉奉仕団体などが立ち上げた実行委員会が企画・運営し、収益は福祉団体へ寄付される。
今年は調布駅南口広場をメーンに、福祉作業所などの利用者による手作り品販売やバザー、模擬店、ステージなどを用意。総合福祉センターでは、車いす体験や手話・点字学習、バリアフリー・スポーツ、盲導犬とのふれあいコーナーなどの体験コーナーやスタンプラリーなどを企画するほか、相談コーナーも用意する。
同協議会地域福祉係の坂本祐樹さんは「今回は調布駅南口広場と総合福祉センターでとてもにぎやかに開催される福祉まつり。会場を回ってスタンプラリーをすると、すてきな景品も用意している。家族や友人とお誘い合わせのうえ、来場いただければ」と話す。
6日には、「ヘルプカード」をテーマにワールドカフェとトークセッションを開催。ヘルプカードとは、障がいにより意思表示が困難な人のコミュニケーションを支援するもので、東京都が標準様式を定め、50市区町村がそれぞれの地域に合わせた普及活動を行っている。調布では今年、同カードの普及プロジェクトを立ち上げ、ワールドカフェやポスターコンクールを実施。トークセッションでは、調布アットホームの石原さんをファシリテーターに、調布市障害福祉課課長の田中けい子さんと調布市こころの健康支援センター長の小山伸子さんをゲストに迎える。
福祉まつりの開催時間は9時30分~14時30分。ポスターコンクールの表彰式は6日、「調布市福祉まつり」特設ステージで10時45分~55分、ワールドカフェは13時30分~16時、入場無料。