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調布・仙川でネットオークションの「美少女キャラ」イラスト展

アマチュア作家が描いたオリジナルの美少女キャラクター

アマチュア作家が描いたオリジナルの美少女キャラクター

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 東京アートミュージアム(調布市仙川町1、TEL 03-3305-8686)で6月6日、インターネットオークションで落札したオリジナルイラスト作品の展示「オクイラ絵師の饗宴『萌え』のイコノグラフィー」が始まる。

「ヤフーオークション」で落札した「オクイラ絵師」の作品

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 インターネットオークションでは、アマチュア作家が描いたオリジナルの美少女キャラクターが多数出品されており、これらの出品者はオークションイラスト絵師を略して「オクイラ絵師」、または単に「絵師」と呼ばれる。

 今回、大学で彫刻を学びフィギュア作家として活動する美術家が主宰する「くじらFACTORY」が、2010年から2012年にかけて「ヤフーオークション」で落札した「オクイラ絵師」の作品を展示。同団体のコレクション500点余りから130点を選び、同ミュージアムが額装を施して安藤忠雄さん設計の美術館空間で見せるという斬新な企画とした。

 担当者は「これらの作品は通常インターネットの架空空間で画像として公開されるにとどまり、美術館やギャラリーなどの現実空間で目にする機会はまれ。アマチュアの作品のため絵画技術の稚拙さが取りざたされるジャンルだが、そのような価値基準を超えて、美少女キャラに対して『好きだ』という強い思いを感じる。その気持ちを高純度に形象化しようとする、うぶな取り組みの何ともいえぬ不思議な絵画力を実際に見てほしい」と話す。

 開館時間は11時~18時30分(入館は18時まで)。月曜~水曜休館。入館料は、一般=500円、大学生・高校生=400円、小中学生=300円。今月28日まで。

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