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調布で新聞紙とガムテープで作るアート展 岡本太郎賞受賞アーティストの作品

アンデルセン童話をモチーフにした全長6メートル、高さ3メートルを超える「大人魚姫」

アンデルセン童話をモチーフにした全長6メートル、高さ3メートルを超える「大人魚姫」

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 調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)で6月8日から、関口光太郎展「新聞紙とガムテープで彫刻つくった!」を開催する。

新聞紙やガムテープで作品を制作する関口光太郎さん

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 関口光太郎さんは1983(昭和58)年生まれ。2006年に多摩美術大学美術学部彫刻科を卒業し、現在は私立の特別支援学校に教師として勤務する傍ら、アーティストとして新聞紙やガムテープで作品を制作。全国各地でワークショップも行っている。2012年には第15回岡本太郎賞を受けた。

 同展ではアンデルセン童話をモチーフにした全長6メートル、高さ3メートルを超える「大人魚姫」や子育て中のママをモチーフにした「女王」、多摩動物園の動物など巨大な作品から手のひらサイズの作品まで約18点を展示する。

 7月19日・20日にはギャラリートークを行うほか、ワークショップも開く。19日は「『音楽劇 ピーターとオオカミ』の入り口でお客さんを出迎える動物を関口さんと一緒に作る「『ピーターとオオカミ』をテーマに公開制作!」(無料)、20日は「自分の好きなテーマで作ってみよう」(要材料費300円)。

 関口さんは「画材屋さんに行かなくてもアートはできる。周りを見渡して、読み終わった新聞紙があれば、ぐしゃっと丸めてみてほしい。それをテープでぐるっと巻くだけで、平面だったはずの物が立体になって立ち上がる。この方法で、好きなものが何でも作れる。どんな時でも何かを作り出すのは楽しく、その楽しさが新しい世の中を作る力になれば」と話す。

 開催時間は10時~18時。6月22日・23日休館。入場無料。ワークショップの申し込みは7月3日まで。

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