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調布のお店紹介動画リレーがネットで話題に 店主ら他店の商品など推薦

調布の店主が他店を推薦する動画リレー「わたしの調布イチバン動画」

調布の店主が他店を推薦する動画リレー「わたしの調布イチバン動画」

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 調布の店の店主やスタッフが、個人的に推薦する他店の商品やサービスを紹介する動画リレー企画「わたしの調布イチバン動画」のフェイスブック上での累計再生回数が1万回を突破し、「いいね!」やコメント、シェアなどの反響も増えている。

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 同動画は、11月1日に開始された調布市のスクラッチカード事業のPRの一環として配信しているもので、現在までに15本が公開された。

 スクラッチカード事業は調布市と調布市商工会が地域活性化を目的として行っており、当選総額1億円、100万枚のスクラッチカードを配布する。市内の1000店以上が参加し、500円以上の購入でカードが1枚もらえる。300円または100円の金券が当たる確率は80パーセントと高く、金券を手にした人が続出。「いつもより少し高い料理を注文してくれる」「ついで買いをするお客さまも多い」など、地域商店からも喜ぶ声が上がっている。

 動画企画は、スクラッチカードにより消費意欲の上がった調布市民や調布を訪れる人の店選びのガイドとして企画された。フェイスブックのほか、インスタグラム、ツイッターでも配信しており、再生時間15秒と手軽に見られる。店頭でよく顔を合わせる店主が出演している点や、店と店の意外なつながり、店主の好みがわかるなど、親近感を呼び、その店の主力商品でない、常連だからこそ知っている隠れた人気メニューも紹介されるなど興味を引く動画となっている。

 調布駅近くで茶葉店を営む「田中園」の田中さんは、行きつけのトンカツ店「豚珍館」の「ミートコロッケ」を紹介。つつじヶ丘の「石井自動車」石井社長が薦めるのは、「そば処 末広」の「そば」ではなく「カツ丼」だった。

 動画制作を担当する足利さんは「撮影は全てスマートフォンで行うなど、ローコストで手作り感のある動画を作ろうとしている。店主のみなさんは協力的で、ナレーションも見事にこなす方が多く驚いた。撮影時に使っているボードがグレードアップしたり、BGMやテロップを追加したりするなど、徐々に進化しているところにも注目してほしい」と話す。

 スクラッチカード事業は12月31日まで。配布が終わった店舗でもカードの金券としての使用はできる。動画リレー企画「わたしの調布イチバン動画」の閲覧や、加盟店の確認は公式サイトから。

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