調布市仙川のプラザ・ギャラリー(調布市仙川町1)は12月5日から、「東日本大震災チャリティ展」を開催する。
同ギャラリーゆかりの作家の作品約50点を出展し、売り上げの50%を東日本大震災の被災者支援の活動資金として寄付する。水平線シリーズなど独自の抽象絵画で知られる大沢昌助さんの版画や、特攻隊員として終戦を迎え戦後は反骨の画家として活動する池田龍雄さんの色紙など展示を予定している。
震災直後から作家たちに声を掛けてチャリティーを企画し義援金を送り続けてきた画廊オーナーの伊藤さんは「これまでさまざまな形で支援してきたが、まだ仮設住宅で暮らしている被災者が多く、被災地の本格的な復興もこれから。自分にできることを続けたいと思い、作家たちに協力を仰ぎ今回のチャリティーを企画した」と話す。「一人でも多くの人にご覧いただき、ご縁があればみなさんのお力添えをお願いしたい」と呼び掛ける。
開催時間は10時~18時30分。水曜、年末年始(12月28日~来年1月9日)休廊。入場無料。1月31日まで。