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調布でピンホール写真展 ワークショップや映画上映も

エドワード・レビンソンさんの作品

エドワード・レビンソンさんの作品

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 調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)で現在、「ピンホール(針穴)写真展 やわらかな光、ゆるやかな時間」が開催されている。

大木 靖子さんの作品

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 ピンホールカメラは、光が入らない箱に直径0.2~0.3ミリ程度の小さな穴をあけ、被写体に当たって反射した光を取り込み、箱の中の印画紙やフィルムなどの感光媒体に画像として定着させて撮影するカメラで、フィルムカメラの原型といわれている。レンズによって1つの焦点に絞り鮮明に撮影されるデジタル写真に対し、ピンホール写真はレンズを使わず、長い露光時間を掛けて撮影し、柔らかい輪郭と隅が暗めに写るのが特徴。

 同展ではピンホールカメラの手法や作品の世界に焦点を当てる。「ひらめきの瞬間の光」をピンホールカメラで撮影、モノクロプリントで発表しているエドワード・レビンソンさん、水の入ったペットボトル越しの世界を収めた「ペットボトルと旅」シリーズなどを撮影する大木靖子さん、HOLGAや空き缶を改造したカメラで針穴写真を撮り続けている遠藤志岐子さんの3人の作品を展示する。

 関連イベントとして、4月17日に遠藤さん、24日に大木さんのワークショップ「ピンホールカメラで撮影しよう」を開催。5月8日はエドワードさんの講演とピンホール短編映画「東京物語“Tokyo Story”」を上映するほか、水の入ったペットボトル越しに撮影した調布市内の風景写真「ペットボトルからみた調布の風景」も現在募集中。同展示室内にコーナーを設け、展示する。

 開催時間は10時~18時。入場無料。4月25日・26日休館。関連イベントは要申し込み。

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