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調布の企業が多摩地域の旬な情報ホームページ「イマタマ」プレオープン

グッドライフ多摩・代表取締役社長の石原靖之さん(中央)、取締役の造田覚さん(左)と高木誠 さん(右)

グッドライフ多摩・代表取締役社長の石原靖之さん(中央)、取締役の造田覚さん(左)と高木誠 さん(右)

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 グッドライフ多摩(調布市調布ケ丘1、TEL 042-440-7071)は10月1日、多摩全域の「イマ」と「旬」な情報を無料で登録・検索できるポータルサイト「イマタマ」をプレオープンした。

多摩全域の「イマ」と「旬」な情報を無料で登録・検索できるポータルサイト「イマタマ」

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 正式名称は「イマde×タマ(イマデカケルタマ)」。9月より事前登録の案内を開始し、すでに自治体や各種団体、企業、個人など会員登録数180、イベント登録数は100を超える。奥多摩や秋川渓谷のアクティビティイベントや、酒造会社の蔵開き、収穫体験、マルシェ、音楽イベントなど、表示されるイベントジャンルは多岐にわたる。プレオープン同日に発行されたJR東日本の冊子「青梅・五日市線の旅」とも連動し、冊子に掲載された情報をより詳しくイマタマで見ることができる。

 同社は、東京都下26市3町1村にわたる多摩地域での「広域情報流通」と「広域宣伝」を実現するため今年2月に創業した。社長の石原靖之さんは雑誌や書籍、ムックなどの編集やライターをする傍ら、コミュニティービジネスというスタイルによる多摩地域と調布市の活性化にも取り組む中、「地域の文化が市町村単位で捉えられがちで、情報が広く飛ばない」という声を多く聞いてきた。

 創業後すぐに、多摩地域にあるタウン誌やウェブメディア、コミュニティーFM、ケーブルテレビ局など27の地域メディアのネットワークを形成し、その受付窓口となる「多摩メディアセンター」を設立。イマタマとの相互サービスで、広域宣伝ニーズの受付窓口を確立していく。調布では「調布経済新聞」やタウン誌「182ch」が加盟。

 同社では宣伝事業のほかにも、多摩の活性化へ向けたフォーラムも定期的に開催している。11月5日、羽村市生涯学習センターゆとろぎで、「多摩地域を元気にする広域連携事業を考えるアイデアソン」を開く。地域事業を積極的に行っている団体、企業、大学、イマタマ登録者などに参加を呼び掛けている。石原さんは「多くの方に参加してほしい。多摩各地を元気にするために、連携したまちづくり、地域づくりを推進していきたい」と話していた。

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