調布の深大寺周辺(調布市深大寺元町5)で11月19日・20日、調布の和文化発信イベント「深大寺 秋の和めぐり」が開催される。
甲冑(かっちゅう)と姫君衣装の着付けや「町駕籠(かご)乗り」体験などを企画する「深大寺 秋の和めぐり」
関東有数の古刹(こさつ)でもある深大寺で、同市内映画関連企業と「和」に関連したイベントでコラボレーションし、深大寺と「映画のまち調布」をPRしていく。
同イベントでは、映画やCMなどで使う小道具のリースやスタイリングを行う「美術さん」の老舗として有名な1944(大正19)年創業の高津装飾美術(国領1)が、戦国武将風の大人用甲冑(かっちゅう)と姫君衣装、子ども用の甲冑をプロの手によって着付ける体験会を用意。着物文化の普及活動をする「調布きもの会」は、ワンコインでカジュアル着物レンタルと着付けを行う。
そのほか、「町駕籠(かご)乗り」体験や「忍者ショー」、イラストレーターによるオリジナル家紋缶バッジの作成や似顔絵コーナー、そば巡り絵馬の先行販売、戦飯・和雑貨・昔遊びなどの出店ブースを用意する。深沙の杜では「手作り市」も開催する。
同市生活文化スポーツ部産業振興課の荒井さんは「お子さまから大人の方まで楽しめる企画をたくさんご用意している。深まる秋を感じながら、深大寺そばと紅葉とともに、さまざまな和をお楽しみいただきたい」と話す。
開催時間は11時~16時。雨天決行(荒天中止)。甲冑・姫君着付けの定員は、各日大人=24人、子ども=24人、無料、要申し込み(調布市生活文化スポーツ部産業振興課、TEL 042-481-7180)。カジュアル着付けの定員は各日25人、要予約(中村、shop@yumecomon.com)。