調布の仙川駅近くを流れる仙川沿いの菜の花が見頃を迎え、市民の目を楽しませている。
見頃を迎えた菜の花は、都営緑ヶ丘団地(調布市緑ヶ丘2)付近から川沿いを約700メートルにかけて自生し、遊歩道にまで菜の花の香りが立ちこめている。人気スポットは白百合女子大学への通学路である弁天橋付近で、ウオーキングしている人や風景画を描く人、写真撮影している通学途中の学生や買い物帰りの人などが多く見られる。
白百合女子大学に通う学生は「これほどたくさん咲いている菜の花はなかなか見られない。毎朝、通学途中に温かい気持ちになる」と話す。ウオーキングをしていた市民の女性は「この川にはカルガモの親子が泳いでいたり、サギが置物のようにたたずんでいたりして、ウオーキングしていても飽きない。この季節は歩き疲れた時に圧巻の菜の花が元気づけてくれる」と笑顔を見せる。