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調布・野川沿いにベーカリーカフェ 開店3カ月、パンと景色「ごちそう」と評判に

バゲットやクロワッサン、ブリオッシュなど、店頭に並ぶパン

バゲットやクロワッサン、ブリオッシュなど、店頭に並ぶパン

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 調布・深大寺の野川沿いにあるパンと野菜料理の店「Cafe a MUSE(カフェアミューズ)」(調布市深大寺元町1、TEL 050-1036-7832)が7月2日、オープンから3カ月を迎えた。

「Cafe a MUSE」の代表で、パンと料理を担当する鈴江さん

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 同店は、パンと料理を担当する鈴江奈穂子さんとフロア担当の両角(もろずみ)美菜子さんが共同経営するベーカリーカフェ。趣味のパン作りが高じて2年ほど自宅でパンの販売をしていた鈴江さんと、そのパンのファンでもあった両角さんが一緒に新しい挑戦を始めたいという思いとタイミングが重なり、開店を決めた。

 野川沿いの遊歩道脇に建つ立地を生かし、華美にならず、自然の中に溶け込む店づくりを心がけた。古材をリユースした焦げ茶色のテーブルを置くなど、窓からの景色に加え、木のぬくもりを感じる落ち着いた雰囲気を演出。店内はテーブル、カウンターを合わせた22席と屋外にテラス席6席を用意する。窓やテラスからは野川を眺め飲食ができる。

 「安全、安心、美味(おい)しい、楽しい」をコンセプトに、素材とおいしさにこだわり、安心して食べてもらえるパンと料理を出すことが鈴江さんのモットー。乳化剤や保存料を使わずに手作りするパンには、地元調布の野菜や農家の知人から届く旬の果物などを使う。パン職人としての経歴はないが、自由な発想と感性で「見ただけでおいしいパン」を目指し、パン作りを楽しんでいるという。

 パンは、国産、カナダ、フランス、ベルギーなど産地の異なるバターを使った「クロワッサン」(200円~280円)や「バゲット」(320円)、「角食パン」(400円)などのほか、「季節の夏野菜のデニッシュ」(230~280円)や「八朔(はっさく)ピールとスイートクリームチーズブリオッシュ」(350円)など、季節や日替わりのパンを合わせ、常時12~13種類が店頭に並ぶ(以上、税別)。

 ランチメニューは、2種類を日替わりで用意。魚料理がメインの「Aランチ」と肉料理の「Bランチ」(以上1,080円、税込み)は、季節の野菜を使い、パン、スープもしくはサラダ、コーヒーまたは紅茶のセットで提供する。日曜などは、魚と肉を合わせたワンプレートも用意する。

 鈴江さんは「すてきな野川のほとりで、おいしいパンと料理を作って皆さまが立ち寄ってくださるのを待っている。『美味しい×楽しい=アミューズ』をモットーに、地元の方に愛されるカフェにしたい」と話す。

 営業時間は、平日=10時~17時、土曜・日曜=9時~17時(ランチタイムは11時30分~14時30分)。月曜・火曜定休(月曜祝日の場合は、火曜・水曜定休)。全席禁煙。

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