調布市せんがわ劇場(調布市仙川町1、TEL 03-3300-0611)で9月8日、演劇表現などを体験するインプロ演劇の「表現ワークショップ」が開催される。
インプロはImprovisationの略で「即興」の意味。演劇や音楽、アートなどの芸術分野での表現方法の一つで、台本や段取りなしで体と言葉で表現するもの。
講師は、ストックホルム国際映画祭で主演女優賞受賞やニュージーランドでベスト外国人パフォーマー賞を受賞するなど海外で活躍している絹川友梨さんが務める。絹川さんは1994年にインプロとの出会いをきっかけにインプロ・ワークスを設立。アメリカ・カナダ・ドイツ・ニュージーランド・オーストラリアなどでもパフォーマンスとワークショップを展開している。
参加募集対象者は舞台表現に興味があることのほか、同劇場アンサンブルスタッフの活動に興味のある18歳以上。アンサンブルとは同劇場の事業をサポートする市民ボランティアスタッフのことで、オーディションで選ばれた約50人の俳優やスタッフで現在結成され、自主事業を企画・運営している。
同劇場の松尾さんは「昨年のワークショップでは、小さなお子さまや初めて体験した方たちも、自然と体でのコミュニケーションが取れるようになった。当劇場に来ていただく良いチャンス。ぜひ参加してほしい」と話す。
開催時間は18時30分~21時30分。電話またはファクスでの事前申し込みが必要。定員10人。