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電気通信大学で最先端研究開発現場の見学会 理系女子中高生「匠ガール」を対象に

企業の見学体験ツアー「最先端ラボの研究者に会いに行こう!」

企業の見学体験ツアー「最先端ラボの研究者に会いに行こう!」

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 国立大学法人電気通信大学(調布市調布ヶ丘1)の女子中高生の理系進路選択支援プログラム「匠(たくみ)ガール」では現在、企業の見学体験ツアー「最先端ラボの研究者に会いに行こう!」の参加者を募集している。

磁性 触覚印刷技術を使用した凹凸感提示[NTT提供]

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 同ツアーは工学系分野に興味や関心のある女子中高生・保護者・中高教員を対象に、実際の研究開発現場を見学して将来の進路選択の参考にしてもらおうと昨年から始めた企画。これまでに、NTT武蔵野研究開発センタで工作機械ロボットのデモンストレーション見学、オリンパス技術歴史館「瑞古洞(ずいこどう)」で内視鏡操作の体験、両ツアーで女性研究者から研究現場の話を聞くロールモデル講演会を実施した。

 今回はNTT厚木研究開発センタ(神奈川県厚木市)を訪ねて、ロールモデル講演会や、電池研究あるいは触覚研究に関する実験体験のワークショップを行う予定。同施設は、未来の通信ネットワークを支える最先端の部品材料研究や、AI研究、脳科学に基づくコミュニケーションの研究、人々の健康や環境に貢献する研究などを行っている。

 昨年度の参加者は「(研究室に引きこもっているイメージがあったが)海外へ行くと聞いて面白そうだと思った」などの感想を寄せた。

 開催日時は12月26日、10時30分~15時30分。定員30人(要申し込み)。無料。申し込みは「電気通信大学 男女共同参画・ダイバーシティ戦略室」専用フォームから。

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