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府中・大國魂神社で「くらやみ祭」 市内在住イラストレーターのガイド本も

「くらやみ祭」のクライマックス、5月5日の夜に行われる神輿渡御

「くらやみ祭」のクライマックス、5月5日の夜に行われる神輿渡御

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 東京・府中の大國魂神社(おおくにたまじんじゃ、府中市宮町3、TEL 042-362-2130)の例大祭「くらやみ祭(まつり)」が4月30日、始まる。品川海上禊祓式、祈晴祭、鎮座祭などの神事が行われ、5月3日の競馬式(こまくらべ)、4日の萬燈(まんとう)大会、5日の神輿渡御(みこしとぎょ)が見どころ。

同祭をイラストで紹介する「1000年以上つづく例大祭 くらやみ祭ってナンだ?」

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 同神社は景行天皇41年(111年)5月5日に造られ、武蔵国造(むさしのくにのみやつこ)が奉仕したことに始まる。大化の改新(645年)後は武蔵国衙(むさしこくが)の斎場として国司が奉仕し、現在まで1900年以上の長い歴史を誇る。

 同祭は国府祭を起源とする例大祭で、かつては神輿渡御を深夜に行っていたため「くらやみ祭」と呼ばれ、「武蔵府中(むさしふちゅう)のくらやみ祭」として東京都の無形民俗文化財(風俗慣習)に指定されている。「江戸名所図会(えどめいしょずえ)」にも登場し、当時から多くの見物人が訪れたことが分かる。

 神社は武蔵国総社として一之宮から六之宮までを合わせ祭るため、六所宮(ろくしょぐう)とも呼ばれ、神輿渡御(5日18時~)でも御本社(ごほんしゃ)と御霊宮(ごりょうぐう)を合わせ8基が順に御旅所(おたびしょ)へ向かう。期間中、70万人の人出でにぎわう。

 同祭について府中在住のイラストレーターが解説するガイドブック「1000年以上つづく例大祭 くらやみ祭ってナンだ?」(かぶらぎみなこ著・遊泳舎)が4月11日、発売された。伝統的な神事の詳細やにぎやかな催事の見どころ、使われている道具や衣装などを、イラストで分かりやすく紹介している。

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