仙川の「プラザ・ギャラリー」(調布市仙川町1、TEL 03-3300-1010)で11月7日から、「四人兄弟展(シジンケイテイテン)vol.4」が始まった。
「四人兄弟」といっても実際の兄弟ではなく、さまざまなジャンルで活躍する若手クリエーター8人が作品を持ち寄って披露する共同展。タイトルは、「論語」に登場する「世界中のすべての人は兄弟のように分け隔てなく親しむべきである」という意味の言葉「四海兄弟(シカイケイテイ)」に由来する。
出展者は書道家の岡崎土抱さん、陶芸家の小孫哲太郎さん、デザイナーでイラストレーターの佐藤重雄さん、デザイナーでペインターの西村太志さん、かじで鋳物師の張山裕史さん、陶芸家の望月薫さん、木工造形作家の望月勤さん、彫刻家の吉田俊景さんの8人。
企画担当者は「分野の違う仕事の表現や視点・思考・価値観は、時として思いもよらぬ刺激となり、アイデアや創造力の活性につながる。8人の魅力が発揮された刺激的な展覧会」と話す。
21日13時から、シルクスクリーンプリントの手刷り実演を行う。制作されるTシャツはその場で販売する(数量限定)。同日14時からは、オーストラリアの原住民アボリジニーの伝統楽器ディジュリドゥ(鈴木晃一郎さん)と、アラブ音楽の打楽器ダラブッカ(宮澤夏起さん)の演奏会も開く。
開館時間は10時~18時30分。水曜休館。入場無料。11月27日まで=南パティオ・北プラザ、12月3日~27日=北プラザ。