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仙川にサイフォンコーヒーと全粒粉パンのカフェ 地元食材のコラボメニューも

バジルチキンサンドと仙川野菜のフォカッチャ

バジルチキンサンドと仙川野菜のフォカッチャ

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 「siphony coffee(サイフォニーコーヒー)」(調布市仙川町3、TEL 03-6382-9222)が10月3日、仙川駅近くの小田急バスターミナル向かいにオープンした。

サイフォンでコーヒーをいれる芹口大輔さん

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 代表の芹口大輔さんは、「椿屋珈琲店」に約10年間勤め、サイフォンコーヒーの技術を習得。その後、国領のベーカリー「パンdeアノー」のオープニングスタッフや地元ベーカリーで2年間勤務し、サイフォンコーヒーと自家製パンが楽しめる同店を開業した。

 店舗面積は約11坪で、6席のカウンター席と14席のテーブル席を用意。店内は木材とアンティークを組み合わせたシックな内装で統一され、路面沿いの大きな窓からは自然光が差し込む。調理カウンターには3台のサイフォンが並び、どの席からもコーヒーが抽出される様子を見ることができる。

 コーヒー豆は、福岡で焙煎(ばいせん)されたスペシャリティコーヒーを使用。パンと焼き菓子には国産の全粒粉小麦を使い、コーヒーに合う香ばしい味わいを楽しむことができる。サンドイッチには、仙川の「伊藤農園」で収穫された季節野菜を使い、つつじヶ丘の「SURFARM(サーファーム)」で収穫されたカボスでシロップを試作するなど、地域に根差したメニュー開発にも取り組んでいる。

 ドリンクメニューはフルーティーな香りが味わえる「オリジナルブレンド」、独自の製法でカフェインを除去するデカフェ(以上490円)、ラテアートが楽しめるカフェラテ(550円)、紅茶やジュースなど。フードメニューは、バジルチキンサンド(700円)、エビとアボカドのサンドイッチ(750円)、そのほかにも旬の食材を使ったサンドイッチを提供する。

 芹口さんは「中学時代から暮らす調布で開業でき、とてもうれしい。家庭ではなかなかできないサイフォンコーヒーならではのライブ感や味わいを、地元の方たちに楽しんでもらいたい」と話す。

 営業時間は8時~20時。

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