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府中発ギターロックバンド「kobore」がメジャーデビュー タワレコ限定写真展も

府中発ギターロックバンド「kobore」 ©kobore

府中発ギターロックバンド「kobore」 ©kobore

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 府中発の4人組ギターロックバンド「kobore(コボレ)」が8月5日、日本コロムビアからメジャーデビューアルバム「風景になって」をリリースした。

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 府中東高校の先輩、後輩が卒業ライブのため2015(平成27)年に結成したロックバンドで、メンバーは、ギターボーカル・佐藤赳(たける)さん、ギターコーラス・安藤太一さん、ベース・田中そらさん、ドラム・伊藤克起さんの4人。ライブハウス「府中Fright(フライト)」(府中市緑町)を拠点に、全国でライブ活動を続け、結成5年目でメジャーデビューを果たした。

 作詞を担当するギターボーカルの佐藤さんは調布出身。発売した同アルバムは、「メロディーやアレンジがどの曲もなじみやすく、今まで『kobore』を聞いていた人も、これから出会う人にも、『自分たちのやりたいことはこれだ!』とストレートに表現できた一枚」と話す。

 アルバムには、「HAPPY SONG」「夜に捕まえて」など11曲を収録。収録曲「FULLTEN」は、日本テレビ系全国ネット「ダウンタウンDX(デラックス)」で、7月・8月の番組エンディングテーマになっている。価格は2,800円(税別)。

 全国のライブハウスやフェスで、年間150本ほどのライブを中心に活動してきた同バンドだが、今年はコロナ禍でライブ活動ができない状態が続いている。結成時から変わらず、ライブで直接曲を届けるスタイルを貫き、全国各地にファンを増やし、徐々に自分たちの音楽を広げてきた。

 コロナ禍の音楽活動について、佐藤さんは「正直悔しいし、ライブのない日常は寂しい。でも、それとしっかり向き合っていくことが今は大事なのかなと思う。この状況が晴れたときは、いつも通り変わらず、楽しくライブハウスで会えることを楽しみにしている」と話す。

 ベースの田中さんは「ライブハウスなどは苦境にあり、イベント自粛も重なって音楽業界は模索のとき。僕らも窮屈な毎日で、バンド活動の源となるライブが満足にできていない。それでも取り組むべき課題があり、今はそこを見つめながら、今後の情勢を冷静に見極めていきたい」と話す。

 メジャーデビューについて、佐藤さんと田中さんは「率直にとてもうれしい。良い意味で変わらずに前に進んでいきたい。自分の住んでいる町の人や、自分たちに関わってくれる人に、もっと自慢できるよう、これからもおごらず音楽を頑張っていきたい」と話す。

 発売に併せ、タワーレコード渋谷店など全国の対象店舗で、タワレコ限定の「koboreライブ写真のパネル展」を開催中。8月17日まで。

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