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コロナ禍で三輪バイクの需要増加 デリバリーや自宅テレワークなどのニーズから

コロナ禍の中、様々なニーズで三輪バイクの問合せが増えている

コロナ禍の中、様々なニーズで三輪バイクの問合せが増えている

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 新型コロナウイルスの影響で消費行動や働き方が変化している中、仕事やプライベートで三輪バイクを求める人が増えている。

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 販売が好調なのは屋根付きの三輪バイク。5月から取り扱いを開始した調布市多摩川の「カーズジャパン」ではUber Eatsなどのデリバリー業務に使いたいという個人やデリバリーを直接行いたいという飲食店、エアコン工事やハウスクリーニング業者など幅広い目的で10台以上を販売。購入者の中には「車を持っていないのでちょっとした買い物での外出に使用したい」という自宅テレワーク中の人や「二輪バイクは危ない、と家族から反対されたので」という中年男性もいたという。

 同社では通常「原付」として販売されている三輪バイクの中古を仕入れ、後輪の幅を5ミリ広げる改造を行い「ミニカー」として販売。「ミニカー」として登録することで交差点での2段階右折の必要がなくなり利便性が向上する。ヘルメットの装着も義務ではなくなるが「安全上ヘルメットはかぶって乗っていただきたい」と土屋社長。

 レンタルでの三輪バイクの提供も始めた同社。レンタル費用は税込み月額3万円で自賠責保険や任意保険、税金、メンテナンスが含まれる。販売は23万円(諸費用除く)から。土屋社長は「レンタルで50台の提供が目標」と意気込む。

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