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調布の花火も開催見送り 都内の花火大会も相次ぎ中止発表

過去の様子

過去の様子

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 2022年度「映画のまち調布花火」の開催が見送られることとなった。

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 1933(昭和8)年に多摩川で初めて開催され、以来、調布市の一大イベントとして市内外の人を楽しませてきた同花火大会。その後、太平洋戦争による中止を経て、1954(昭和29)年に第1回全日本輸出振興煙火競技大会として1967(昭和42)年まで14回開催。調布市花火大会としての開始は1982(昭和57)年で、2019年9月7日の第37回の開催を最後に、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止が続いている。

 今年は9月の開催に向け検討を重ねてきたが、内閣官房が示しているイベント開催時などの留意事項に基づく、東京都のイベントの開催制限で「来場者間の密集回避」「参加者の把握・管理」などが求められており、対応が困難であるため見送りとした。隅田川花火大会をはじめ、今年都内で開催される花火大会はほぼ全て中止が発表されている。

 主催者は「皆さんが楽しみにしている花火を見送りにせざるを得ないことは大変残念。今後の新型コロナウイルス感染症に関する国や東京都の動向を踏まえ、代替の花火の可能性についても検討していきたい」と話す。

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