調布市市民プラザあくろす（調布市国領町2）で3月7日、「えんがわフェスタ2010」の一環で「地元調布の名産・物産新の試食会」が行われる。

　同フェスタは同プラザ開設1周年を記念して2006年から始まったもので、今年のテーマは「地域の課題解決と仲間づくり」。「動けば変わるあなたの希望（みらい）」をキャッチに、「江戸しぐさから学ぶ思いやりの心」「平成ワカモノ事情」「災害に備えて今できること」「作って食べて学んで始めるECO」などさまざまなプログラムを用意している。

　プログラムの一つで「あなたがまちを元気にする はじめよう！コミュニティービジネス講座」では、地域の問題を解決した近隣市町村の事例から取り組み方を学ぶ講座を開くほか、市内の若手農家の作った「調布野菜カレー」や姉妹都市・木島平村（長野県）の「ブランド特選米」、同市青年経済人会議が選んだ「調布土産10選」を試食しながら、まちおこしや地域ブランドについて考える。

　試食する「調布野菜カレー」（350円）は同市の若手農家が昨年12月に商品化したレトルトパックで、5,000個を限定販売したところ約1カ月で完売した商品。「木島平米」は昨年、「米・食味分析鑑定コンクール」で金賞・特別優秀賞を受賞した。

　基調講演では、深大寺第八十八世張堂完俊住職が「お寺がとりもつ地域の縁（えにし）」と題して、寺を中心としたまちづくりについて語る。

　開催時間は10時～17時。有料・予約制のプログラムもある。問い合わせは市民活動支援センター（TEL 042-443-1220）まで。