調布で多摩地域初のご当地検定「タマケン」実施-1,500人が受験

当日の受検会場

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 学術・文化・産業ネットワーク多摩が電気通信大学(調布市調布ヶ丘1)で10月26日、「知のミュージアム多摩・武蔵野検定(愛称=タマケン)が行われた。

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 1回目となる同検定は多摩地区の歴史や文化をテーマに「地域づくり・人材づくり」を目標としたご当地検定。自治体や大学、企業などでつくる同団体が主催し1,500人以上が受験した。検定開催にあたり販売した「多摩・武蔵野検定公式テキスト」(2,000円)は約1万部を売り上げている。

 今回は3級のみ実施され、公式テキストに沿ったかたちで、自然、地形、歴史、文化遺産、産業、教育、文化などを100問択一式問題を90分以内で解き、正解率70%以上で合格となる。合格者には多摩、武蔵野地域にある大学図書館が利用可能となり、多摩地域の美術館、博物館、アミューズメントパークなどの入館、入場料金が優遇される。

 同検定実行委員長の細野助博さんは「次年度以降は3級検定を発展させた2級などの上位検定をはじめ、学際的、教育的な側面からも事業を展開し、人材育成や地域間交流に寄与したい。多摩地域人口400万人の0.1%に当たる4,000人の受検を目標に今後も努力を続けていく」と話す。

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