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調布・プラザギャラリー 35周年で「能登半島地震チャリティー展」

プラザギャラリーの中庭に面して展示された出品作品

プラザギャラリーの中庭に面して展示された出品作品

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 プラザギャラリー(調布市仙川町1、TEL 03-3300-1010)で現在、「能登半島地震チャリティー展」が開催されている。

絵画などさまざまな作品を展示販売

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 1988(昭和63)年に開設した同ギャラリー。今年、35周年を記念する展覧会を企画していたが、1月に能登半島地震が発生したことによりテーマを改め、被災者へ支援を届けるチャリティー展に変更。ギャラリーの所有品や協力者から提供された絵画、彫刻、アクセサリー、陶器、海外雑貨など、およそ100点を展示・販売する。

 同ギャラリーではこれまで、市民に開かれた画廊を目指し街なかで気軽に芸術と触れ合える「アートフェア」を行ってきた。2011(平成23)年の東日本大震災の際には、イベントを自粛するのではなく「東北地方太平洋沖地震 緊急支援 春の仙川アートフェア」とチャリティー展に変更して開催。100人以上の賛同者の協力により1日で115万3,638円の義援金を集め、全額を日本赤十字社に寄付した。その後も定期的に開き、近隣支援者からの協力品などを販売し、東北地方の被災地支援を行うNPO法人「しらうめ」を通じて寄付を行った。

 オーナーのいとうようこさんは「被災地では多くの方が支援を必要としていると思うので、アートを通じて協力を呼びかけていきたい。展示品をご覧になるだけでも構わないので気軽に足を運んでいただき、能登半島へ思いをはせるきっかけになれば」と話す。

 開催時間は11時~18時30分。月曜~水曜と8月15日・16日は休廊。入場無料。9月29日まで。

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