食べる

調布・柴崎にコーヒー焙煎所併設のカフェ 駅前から移転、地域の憩いの場に

「のんびりカフェアルモニ/cafeAiR珈琲焙煎研究所」の外観 テラス席も

「のんびりカフェアルモニ/cafeAiR珈琲焙煎研究所」の外観 テラス席も

  • 16

  •  

 カフェとコーヒー焙煎(ばいせん)所を併設する「のんびりカフェアルモニ/cafeAiR(カフェエア)珈琲(コーヒー)焙煎研究所」(調布市菊野台3、TEL 090-6371-8635)が8月6日、調布市柴崎駅近くの品川通り沿いにグランドオープンする。

「のんびりカフェアルモニ/cafeAiR珈琲焙煎研究所」店主の長男で店長の嶋田正輝さん

[広告]

 同駅南口近くの自家焙煎コーヒー専門店「cafeAiR珈琲焙煎研究所」を移転し、カフェを併設した同店。同駅北口すぐのカフェ「cafeAiR(カフェエア)」と、コーヒーや焼き菓子のテイクアウト店「cafeAiR柴崎駅前珈琲」の店主でもある嶋田理明さんが手がける。2007(平成19)年のカフェエア創業当初から、独学で学んだコーヒーをエスプレッソマシンで提供し、2017(平成29)年、10周年を機に自家焙煎コーヒー専門店として旧店を開いた。

 一定評価以上の農園のスペシャルティコーヒーを仕入れ、それぞれの豆に合った深さで店内焙煎し、価格を抑えて販売するコーヒー豆は、近隣の客のほか、遠方から足を運ぶ客、業務用の購入などで焙煎量が増加。コーヒー豆を保管しておく場所が足りなくなり、広いテナントへ移転した。新店は旧店の4倍の広さがあり、周辺に飲食店が少ないため、地域の人々の憩いの場、遠方から訪れる客が一息つける場になればと、コーヒー焙煎の拠点とカフェを併設する同店を開いた。

 店舗面積は約15坪で9席を用意。店先の敷地には人工芝を敷き、テーブルとパラソルを設置して7席を用意。テラス席ではペット同伴も可能にした。店内やテラスには豆から育てたコーヒーの木などを配置し、ナチュラルな雰囲気の店に仕上げた。

 カフェでは、「極深煎(い)り豆の水出しアイスコーヒー」「濃厚エスプレッソのアイスカフェラテ」(以上350円)、豆が選べる「ホットコーヒー」(400円)、紅茶などのほか、シフォンケーキや焼き菓子などカフェエア本店で作るスイーツを提供。今後、ワッフルやトーストなどの軽食も予定している。コーヒー豆は、深煎りの「ガテマララスヌーベス農園」(100グラム670円)や浅煎りの「ニカラグアボスケ農園」(同780円)などシングルオリジン10種類とオリジナルブレンド2種類程度を常時取りそろえる。

 嶋田さんは「子ども連れから年配の方々まで、気軽にゆっくりと井戸端会議できる場所になれれば」と話す。

 営業時間は11時~19時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース