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調布・國領神社でビアフェス クラフトビールと音楽ライブ、2日間に拡大

第1回「ビアフェス國領」のステージの様子 会場が一体となったライブ

第1回「ビアフェス國領」のステージの様子 会場が一体となったライブ

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 藤棚の下でクラフトビールと音楽を楽しむイベント「第2回ビアフェス國領」が8月11日・12日の2日間、調布市布田駅近くの國領神社(調布市国領町1)で開催される。

第1回「ビアフェス國領」に出店した和泉ブルワリーは今回も出店

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 樹齢400年~500年の神木「千年乃藤」が調布市の「ちょうふ八景」に選ばれ、境内が藤色に染まる藤の花の見頃には、遠方からも多くの参拝客が訪れる同神社。春には藤まつり、夏には茅の輪くぐりなど、地域の人々が集う場として、さまざまな催しを行う。昨年初めて、大人向けの真夏の企画として、一日限りのクラフトビールと音楽のイベントを開いた。

 同企画に賛同した人々が中心となり、ビールの「エール」と応援の意味の「エール」から名付けた「JINJA(じんじゃ)エール倶楽部」主催のイベントとして開催。5つのブルワリーが個性的なクラフトビールを販売し、ビールに合うおつまみ、窯焼きピザ、かき氷などの屋台が出店。ステージでは、ジャズ、ソウル、ハワイアンなど9組がライブを披露した。

 藤棚で太陽の日差しが遮られた客席は常に埋まり、他県からも客が訪れ、早い時間にビールが売り切れてしまうなど終始盛況なイベントとなり、来場者数は約1500人を数えた。実行委員会事務局の鈴木宗貴さんは「予想以上に多くの人に来場いただき驚いた。ライブも会場が一体となって盛り上がり、出店者や出演者の皆さんにも喜んでもらえて良かった」と振り返る。

 昨年の成功を受け、今年は日程を2日間に拡大。ブルワリーは2店増え7店が出店する。市内の漬物店がイベントのために開発するおつまみ、実行委員会が提供する窯焼きピザ、長年地域の夏祭りで提供してきた飲食店の焼きそばなどの屋台も出店。ステージでは、初日は実行委員会がプロデュースし、2日目は昨年から引き続き市内のライブハウス「GINZ(ギンズ)」がプロデュースする音楽ライブを開く。大学のジャズ研究会や市内で活動するハワイアンなど、若手の出演者を新たに加え、各日10組が出演。イベントの利益の一部は、能登半島地震で被災した神社への支援に充てる予定だという。

 鈴木さんは「昨年より座席を減らしてスタンディングテーブルを増やし、ドライミストなどの暑さ対策も行って多くの方々に快適に過ごしてもらえることを考えている。さまざまなビールと音楽をゆっくりと楽しんでもらえたら」と話す。

 開催時間は11時~18時。荒天中止。

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