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調布・柴崎の焼き鳥店「調布ウグイス」が移転 家族連れが来店しやすい店に

「炭火焼鳥 調布ウグイス」の焼き鳥

「炭火焼鳥 調布ウグイス」の焼き鳥

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 京王線柴崎駅南口にあった焼き鳥店「炭火焼鳥 調布ウグイス」(調布市菊野台1、TEL 042-426-4272)が8月21日、同駅北口の甲州街道沿いに移転しリニューアルオープンした。

「炭火焼鳥 調布ウグイス」店主の石谷拓巳さん 備長炭で焼き鳥を焼き上げる

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 2021年7月、調布市柴崎駅南口近くにオープンし、4年目を迎えた同店。さまざまな業態の飲食店経験を積んだ石谷拓巳さんが、焼き鳥の修業をした麻布十番の焼き鳥店「麻布ウグイス」ののれん分け店として、地域に根ざした営業を続けてきた。看板メニューの焼き鳥のほか、これまでの調理経験を生かした「なじみのあるメニュー」を中心に提供。3年間で常連客も増え、「あっという間だった」と石谷さんは振り返る。

 今回、入居する建物が老朽化により取り壊されることになり、常連客も来店しやすい同駅近くを選び、移転した。新店の店舗面積は旧店の2倍近い約14坪で、カウンター8席とテーブル16席を用意。旧店はカウンターメインで少人数の大人客を中心にしていたが、リニューアルに当たって、小さな子どもを連れた家族連れも来店しやすい店にしたいと、掘りごたつのテーブル席を広く設けた。店内は「焼き鳥店らしくない」という欧風の明るい内装に仕上げ、大きなモニターを設置してサッカー観戦なども行う予定だという。

 焼き鳥は、これまで同様、癖が少ない鳥取の大山鶏を使って備長炭で焼き上げる。地元・調布産の旬の野菜を積極的に使い、和洋中のおつまみや一品料理も引き続き取りそろえ、新たにおにぎりやピザなど、子どもの食事になるメニューもそろえた。旧店ではできなかった、団体客の宴会などにも注力し、今後コース料理なども用意する予定だという。

 メニューは、「ねぎま」(300円)、「自家製つくね」(380円)などの焼き鳥、「自家製ポテトサラダ」「名物豚もつ煮込み」(以上480円)などのおつまみ、「季節のアヒージョ」(980円)などの一品料理、「鶏そぼろ丼」(600円)、「自家製味噌(みそ)らーめん」(1,080円)などを用意する。ドリンクは、ビール、日本酒、焼酎、ハイボール、ワインなどを取りそろえ、新たに水出しの玄米茶を使った酎ハイを「ウグイスハイ」(550円)として用意した。

 石谷さんは「これからも地域に根ざした店というのは変わらず、旧店には来店しにくかったファミリー層に集まってもらえる店、子どもたちが行きたいと言ってくれる店にできれば」と話す。

 営業時間は18時~翌2時。日曜定休。

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