調布の旧甲州街道沿いに調布市観光協会(調布市小島町2)が5月23日、調布市観光案内所「ぬくもりステーション」(布田1)をオープンした。
面積は約180平方メートル。同観光案内所は、調布駅周辺での観光案内所として初めて設置された。水木しげるさんの故郷である鳥取県境港市や布枝夫人の故郷である島根県安来市も協力している。
内容は市内の観光情報の紹介のほか、今年2月から約1カ月間開催され、1万6,000人以上の来場者があった「名誉市民水木しげる展」の展示物を活用した展示や、「ゲゲゲの鬼太郎特別住民票」の交付、NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」のドラマの中で登場するワラ細工「深大寺赤駒」などの名産品や「ゲゲゲの鬼太郎」グッズの販売も行う。運営スタッフは、地域の若年者雇用創出のために市内の青少年健全育成を行う「ちょうふこどもネット」(上石原1)が確保した。
オープン初日の23日には長友貴樹調布市長や水木プロダクションでマネジャーを務める水木さんの弟、武良幸夫さんがテープカットを行った。同協会事務局の徳永さんは「ドラマのロケ地としてにぎわう深大寺などに向かう前の『おもてなし』の場所としてオープンした。市民の方が誇りを持てるような魅力的な街であることを紹介できれば」と意気込む。
開所時間は10時~18時。月曜定休。5月24日、7月19日は営業。