
調布市文化・コミュニティ振興財団が2月19日、6月22日から開催する「調布国際音楽祭2025」の演目を発表した。
今年で13回目を迎える同音楽祭は、「Journey through Music! 音楽の旅へ!」をテーマに、古楽、吹奏楽、鉄道にフォーカスした多彩な公演を企画する。
明治大学付属明治高校・中学校吹奏楽班が参加し、サクソフォンの上野耕平さん率いる「ぱんだウインドオーケストラ」がジャズトランペッターの松井秀太郎さんと共演するオープニングコンサート「ビッグバンドガラ!Take the “A” train」を皮切りに、欧州古楽界をけん引するという声楽アンサンブル「ヴォクス・ルミニス」の初来日公演「Bach Dynasty~華麗なるバッハ一族の音楽」とバッハ・コレギウム・ジャパンとの共演でオペラ「ロデリンダ(演奏会形式)」を上演する。
若手演奏家を中心に構成する調布国際音楽祭公式の「フェスティバル・オーケストラ」の参加型企画では、鈴木雅明さん指揮で「ペトルーシュカ」に挑戦。同音楽祭限定で結成される白井圭さん、岡本誠司さん、成田寛さん、山本徹さんによるカルテットはどぼるドボルザーク「アメリカ」とシューベルト「ロザムンデ」という名曲プログラムで再登場するほか、「成田達輝バイオリンリサイタル」「ベンヤミン・ヌス×森下 唯 Duo Piano “Die Neue Klassik Japans” 日本の新たなる『クラシック』」「BCJメンバーが贈るこどもバロックコンサート」、鉄道をテーマにした特別公演、深大寺と布多天神社でのコンサート、ワークショップ、市民音楽家による無料コンサートも用意する。
現在、作曲ワークショップに作品を提出する作曲家を募集。フェスティバル・オーケストラの団員募集は3月20日から。チケットの一般販売は4月10日から。
開催は6月29日まで。