せんがわ劇場(調布市仙川町1、TEL 03-3300-0611)を中心に活動する劇団「セラ・ジャパン」が6月15日、同劇場で公開オーディションを行う。
今年3月、50~60代のメンバーが中心となり仲間を集めて結成した同劇団。代表の池畑ユミさん(52)、平川ふゆ子さん(69)、荒川由佳さん(43)、AMYさん (20)の4人が世界に通じる女性のプロ俳優を目指し旗揚げした。スーパーバイザーとしてニューヨークやハリウッド、南アフリカなどの世界各地で俳優を育ててきた演出家・箕川功貴さんを招いている。
オーディションは同劇団の第1弾企画「エンジェル・プロジェクト」として、ともに世界に通じるエンターテイナーを目指す女性団員「エンジェルス」16人を選抜する。「エンジェルス」のイメージは2002年に製作されたフランス映画「8人の女たち」に登場する女性。合格者は3年間、箕川さん独自の方法を用いた指導を受け、半年ごとに公開げいこを行いながらプロデビューを目指すという。
20年ほど前に養成所で箕川さんに基本をたたき込まれた経験を持つ池畑さんは「箕川さんがスーパーバイザーを引き受けるときの基準は、世界に通じるプロを目指すこと。世界レベルは高く、まるで偏差値30の人がハーバード大学を受験するような挑戦だが、箕川メソッドはそれを可能にする。この試みは大きな挑戦だが、必ず実現できる」と話す。
当日は、旗揚げメンバーによるけいこを公開するほか、体験レッスン、無料診断「世界に通じるスターの条件」なども同時に予定する。
開催時間は14時~17時。オーディション料は1,000円。調布市民と桐朋学園の学生は一般の半額。体験レッスンは定員50人で、参加費は4,000円。合格者は維持費とレッスン料が必要。申し込み・問い合わせはメール(selah.japan@gmail.com)で受け付けている。