
6月14日に行われるJ1リーグ第20節、FC東京はホーム・味の素スタジアム(調布市西町)でセレッソ大阪と対戦する
第20節は恒例の「ブラジルフェスタ」。ヒアン選手にも期待が集まる © FC TOKYO
現在3連敗中、リーグ18位と苦しい状況が続く東京。5月31日に行われた前節の京都戦では、アウェーまで駆けつけ、試合終了後も声援を送り続けたファン・サポーターの姿に、この日、12試合ぶりに先発した森重真人選手は「もっと必死になって勝利を届けなければ」と試合後のインタビューで語った。リーグはシーズンを折り返し、約2週間の中断期間を経て再開する。約1カ月ぶりのホーム・味スタで、浮上のきっかけをつかみたい。
今季リーグ戦2回目の対戦になるセレッソ。前回は1-1のドローに終わっている。
東京は6月7日、浦和レッズからフォワードの長倉幹樹選手を期限付きで、サウジアラビアでプレーしていたゴールキーパー・キム・スンギュ選手を完全移籍で、それぞれ獲得したことを発表。さらに、日本代表に初招集され、ワールドカップアジア最終予選・オーストラリア戦で先発出場を果たした俵積田晃太選手の凱旋(がいせん)にも注目と期待が集まる。
会場では当日、「ブラジルフェスタ」を開催。同クラブは、設立以来、多くのブラジル人選手が在籍、活躍している。同企画は来場者にもブラジル文化に親しんでもらおうという恒例のイベント。試合前とハーフタイムに老舗サンバチーム「G.R.E.S.仲見世バルバロス」によるサンバショーを行うほか、ブラジルにちなんだシュラスコなどのフード販売、ブラジル発祥の格闘護身術・カポエイラの実演と体験会などを行う。
昨シーズン現役を引退し、現在はクラブアンバサダーを務めるディエゴ・オリヴェイラさんによる、ブラジルフェスタ限定の選手紹介の読み上げも予定している。
19時キックオフ。