
稲城市のブルーベリー農園「セブンズファーム」(稲城市坂浜4、TEL 080-6225-7755)で現在、ブルーベリーの摘み取りが行われている。
丘陵地に位置するブルーベリー専門の同園。園主の大塚好康さんはもともとサラリーマンだったが、実家の土地を継ぐに当たり、ブルーベリー農家への転身を決意。ブルーベリー養液栽培システムを購入し、2023年に摘み取りができる農園を夫婦でオープンした。
同園は2つのビニールハウスのほか、3カ所で露地栽培を行い、ワンシーズンで約20種類、200本ほどを育てる。大粒のブルーベリーを数多く栽培し、500円玉大の大粒ブルーベリー「スプリングハイ・トワイライト・ユーリカ」は特に人気が高く、今年の生育は順調で、特に甘みが強いという。
敷地内には品種名と特徴を書いた看板を設置し、好みの品種を探しながら摘み取りを楽しむことができる。5月末の開園以来、小さな子どものいる家族や休憩時間の会社員まで、さまざまな人が来園し、ブルーベリー狩りを楽しんでいる。
大塚さんは「来場する方の笑顔が農園を経営する楽しみ。農園は防草シートを敷いているので、ベビーカーや車いすも通行できる。今年のブルーベリーは甘みが強いので、多くの方に楽しんでいただければ」と話す。
開園時間は、10時~12時、14時~16時。開園日は水曜・土曜・日曜。予約不要(5人以上団体のみ要予約)。価格は、100グラム=600円。雨天時の開園情報はインスタグラムで知らせる。7月末ごろまで。