6月25日に行われたJ1リーグ第21節、FC東京はアウェーで横浜F・マリノスに勝ち、6試合ぶりの勝利となった。

移籍後リーグ戦初ゴールを決めた長倉幹樹選手、新戦力に期待が集まる © FC TOKYO

　6月の補強でフォワード・長倉幹樹選手、ゴールキーパーのキム・スンギュ選手、ディフェンダーのアレクサンダー・ショルツ選手を獲得した東京。6月17日に行われた天皇杯2回戦では、長倉選手が移籍後初出場でゴールを決めるなど、後半戦の巻き返しに大きな期待が集まる。

　6月22日に行われた第21節は、敵地でガンバ大阪と対戦。両者均衡した時間が続くも、前半33分にガンバ・宇佐美貴史選手にフリーキックを決められ失点。後半53分、獲得したPKを得点にできず、その後も、再三相手ゴールに迫るも得点は奪えず、アディショナルタイムに追加点を奪われ、2-0で敗戦した。この日、けがで離脱していたバングーナガンデ佳史扶（カシーフ）選手が、2024年5月以来、リーグ戦に復帰を果たした。

　続く中2日、平日に行われた第15節は、現在リーグ最下位で苦戦するF・マリノスと対戦。東京は新規加入の長倉選手や、リーグ初先発の野澤零温選手、ドイツでプレーし5月に東京に復帰した室屋成選手などが先発に名を連ねた。

　前半は両者無得点。試合が動いたのは後半、新戦力が躍動した。51分、長友佑都選手のシュートのこぼれ球にゴール右に侵入していた野澤選手が反応、ゴールにねじ込み先制。さらに68分、室屋選手が持ち込み、ゴール前で出したグラウンダーのクロスに佐藤恵允選手が飛び込み豪快な追加点を奪った。85分には、長倉選手が中盤でボールを奪い、前を向くと、相手をかわし、佐藤選手との短いパス交換からボックス内に持ち込みシュート。移籍後リーグ戦初ゴールを奪い、試合は0-3で勝利した。

　次節は6月28日、ホーム・味の素スタジアム（調布市西町）で横浜FCと対戦する。連勝で順位を上げたい東京。新加入選手の初出場も期待される注目の一戦となる。

　当日は、よしもと興業から、芸人のくまだまさしさん、すゑひろがりず、コロコロチキチキペッパーズ、かけおちさん、マリンボブさんが来場。お笑いライブやハーフタイムに登場し、会場を盛り上げる。

　19時キックオフ。