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調布・仙川にカジュアルイタリアン「五感」 ハワイアンカフェから業態転換

イタリアン「五感仙川店」の生パスタ「名物ローストビーフのペペロンチーノ」

イタリアン「五感仙川店」の生パスタ「名物ローストビーフのペペロンチーノ」

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 パスタや小皿料理などカジュアルなイタリアンを提供する「五感仙川店」(調布市緑ヶ丘1、TEL 03-6279-6032)が6月20日、調布市仙川の弁天橋近くにオープンした。

イタリアン「五感仙川店」店主の馬目知幸さん

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 池袋に本店を構え、生パスタが名物のイタリアン「五感」の17店舗目となる同店。店主の馬目知幸さんは、お笑い芸人から料理人へ転身し、大手飲食会社で調理や新店立ち上げなどの経験を積む中で「五感」に出合った。「五感中野店」で店長を務め、提供する料理や代表らの人柄に引かれ、コロナ禍で飲食業界が大きな影響を受ける中、フランチャイズ店として独立し、中野店を受け継いだ。「五感」では各店の独自性を尊重し、中野店ではグループ共通メニューに加え、馬目さんオリジナルの料理も多数提供している。

 2023年には、自身で初めて全てを手がけたハワイアンカフェ「Route(ルート)66」を同所にオープンし、新たなオリジナルメニューを提供してきた。近隣にあまりない業態を選んだが、ファミリー層や高齢者など、より幅広い世代に親しまれる店を目指し、「五感仙川店」として再出発した。

 提供するのは、食材の組み合わせや味付けを工夫することで「やみつきになる味を目指した」というメニューの数々。「ガーリックマッシュポテト」(610円)や「アヒージョ 海老(えび)とキノコ」(1,100円)など30種類以上の一品料理を用意する。パスタは、「創業ボロネーゼ」(1,320円)などの定番のほか、「名物ローストビーフのペペロンチーノ」(1,320円)や「うなぎの山椒(さんしょう)トマト」(1,800円)など多様な20種類を提供。ピザやリゾットなども取りそろえる。

 店舗面積は約10坪で、テーブル14席を用意。内装も各店で趣が異なり、同店では塗り壁や木材を使って、ナチュラルで落ち着いた雰囲気に仕上げた。

 馬目さんは「今後も少しずつ新しいメニューを作っていきたい。おひとりさまからファミリーまで、地域の老若男女に愛される店にできれば」と話す。

 営業時間は11時30分~22時。

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