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調布・深大寺の複合施設「meedo」で完成イベント 夜市でまちびらき

なりわい住宅「meedo」の外観 豊かな自然と調和する癒やしと憩いの「地域の居場所」

なりわい住宅「meedo」の外観 豊かな自然と調和する癒やしと憩いの「地域の居場所」

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 小田急バス「晃華学園東」バス停折返場に新設された「なりわい住宅」複合施設「meedo(みいど)」(調布市深大寺東町2)で7月13日、オープニングイベント「みいど まちびらき 夜市」が開催される。

なりわい住宅「meedo」の設計・運営を行うブルースタジオの大木錦之介さん

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 小田急バスが手がけた店舗兼用住宅の複合施設「meedo」は、鉄道駅周辺の繁華街から離れた住宅街に新たな価値を創出する拠点として6月にオープンした。国分寺崖線に位置し、豊かな湧き水が残る同地域は、かつて「絵堂」と呼ばれていたことから、水と井戸と絵堂を由来として施設名とロゴを定めた。外壁には屋久島杉を使い、多くの植栽を配して、豊かな自然と調和する癒やしと憩いの「地域の居場所」を作り上げた。 

 災害時の共助拠点としての機能も備え、太陽光発電でくみ上げる井戸、停電時でも使える自動販売機、かまどベンチ、マンホールトイレなども設置し、帰宅困難者などの一時避難所の役割も担う。中央には、自然エネルギーで電気をまかない、1日単位で利用できるシェアキッチン「meets meedo(ミーツミード)」を設置。6月には、深大寺で収穫した梅を使ったワークショップ「梅しごと」を初開催した。

 店舗兼用住宅では6月中旬から順次営業が始まり、現時点では、弁当・おにぎり店「米玄DELI&SHOP」、カレー専門店「masala masara 深大寺」、女性・小児専門の整体院「はるかぜ」が出店。文房具店「Paper & Print」や、そば粉を使った菓子店も営業を予定している。

 イベント当日は、入居各店に加え、シェアキッチンへの出店を予定している焼き菓子店、コーヒー豆店、ワークショップなどが出店する。施設の設計・運用を担う「ブルースタジオ」(中央区)が、イベントで仕込んだ梅シロップジュースなどを販売するほか、ヨーヨー釣りや射的、地元農家の野菜市なども用意する。

 同社ディレクターの大木錦之介さんは「地域の皆さまへのごあいさつとして開催する。気軽に訪れ、日常的に活用できる新しい場を知ってもらえれば」と話す。

 開催時間は15時~20時。

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