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調布・仙川の農園で収穫体験のパスポート販売開始 今年はスイカの収穫も

「伊藤農園asobibatake」の体験料シーズンパス

「伊藤農園asobibatake」の体験料シーズンパス

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 調布市仙川駅近くの伊藤農園(調布市仙川町1、TEL 090-9681-5611)が7月6日、夏野菜の収穫体験が楽しめるシーズンパスポートの販売を始めた。

「伊藤農園asobibatake」の伊藤彰一さん沙耶香さん夫妻

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 先祖代々農業を営み、年間約40種類の野菜を栽培している同園。2016(平成28)年には長男の伊藤彰一さんが、農地の一部を「asobibatake(あそびばたけ)」と名付け、夏野菜の収穫体験イベントを始めた。「スーパーに買い物に行くような感覚で畑に来て、自分で収穫した採れたて野菜を味わってほしい」との思いを込めた同イベントには、近隣の客だけでなく、埼玉や神奈川など遠方からも訪れるほど人気を集める。

 当初はシーズン中に数日間のみ開催していたが、2020年からは面積を拡大し、シーズン通して毎日開催。当初から利用していた常連客から「パスポートがあればうれしい」との声を受け、通し営業と同時に、体験料のシーズンパスポートを導入した。

 収穫体験はミニトマトと枝豆から始めて年々種類を拡大。今年は、トウモロコシを皮切りに、7種類のトマト、2種類のナス、枝豆、オクラ、ピーマン、キュウリ、ゴーヤー、大葉、バジル、唐辛子、ハラペーニョなどの収穫を予定している。収穫できる野菜は時期によって異なり、8月には初めてスイカの収穫体験も行うよう計画。体験エリアを彩り楽しんでもらうために毎年栽培しているヒマワリも、今年は収穫できるようにする。

 体験料のシーズンパスポートの料金は、大人=1,680円、子ども=880円。ビジター料金は、大人=660円、子ども=330円で、いずれも野菜代は別途必要。パスポートは随時購入できるが、野菜の生育状態や台風の影響を踏まえ、体験シーズンの終了は8月中旬~下旬になる見込みだという。

 イベントの企画・運営を担う伊藤さんの妻・沙耶香さんは「個人で野菜作りをするのは大変なことも多いので、収穫だけを気軽に体験できるこの機会を利用して、採れたての夏野菜をたくさん味わってほしい」と呼びかける。

 イベント開催時間は15時30分~17時30分。雨天中止。臨時休業、野菜の生育状況などはウェブサイトやSNSで知らせる。

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