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調布・電通大で進路支援「サイエンスフェス」 一般向けの講演会も

過去のラボ体験「やわらかいロボットアームを作ってみよう」の様子

過去のラボ体験「やわらかいロボットアームを作ってみよう」の様子

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 電気通信大学(調布市調布ケ丘1)が8月22日、「匠(たくみ)ガール サイエンスフェス」を開催する。

過去のラボ体験「ミクロの楽器を鳴らしてみようか 」の様子

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 同大はこれまで、理系分野に関心を持つ女子中高生に大学での学びや将来の進路について知ってもらうプログラム「匠ガール」を継続的に実施してきた。今回は、午前に大学研究室(ラボ)で研究や実験を行う「夏休みは電通大でラボ体験2025」、昼は学食ランチを楽しみながら学生委員と交流する「ランチョン@電通大生協」、午後は幅広い世代を対象にした「理工系女子育成に関する講演会」を行う。

 ラボ体験は、簡易ロボットを作ったり光や音の性質を調べたりする11のテーマから興味あるものを1つ選び専用フォームから応募する。定員は92人(多数の場合は抽選)、締め切りは8月4日正午。

 ランチョンは、匠ガールプロジェクトを主催する同大ダイバーシティ推進学生委員会メンバーと一緒に大学生協で食事をしながら、中高生時代の過ごし方や大学生活について気軽に質問できる。

 講演会はラボ体験者以外に、小学生や中高生、保護者、教員、一般が参加できる。基調講演は豊島岡女子学園中学・高校校長の竹鼻志乃さんが行う。同大の取り組みを紹介した後、在学生が大学生活について発表するほか、3人の若手研究者による講演、パネルディスカッションを行う。開催時間は13時30分~15時45分。定員は先着350人。申し込みは8月21日まで、専用フォームで受け付ける。

 問い合わせ窓口の片岡寛子さんは「夏休みを利用して、教員や大学生とラボ体験をしたり将来について考えたりする機会になれば」と話す。

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