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調布・仙川に北海道産素材を使う手作り菓子店 釧路のカフェ姉妹店が出店

「RHYTHM sengawa」の焼き菓子

「RHYTHM sengawa」の焼き菓子

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 北海道産素材にこだわる菓子店「RHYTHM sengawa(リズムセンガワ)」(調布市若葉町1)が8月4日、調布市仙川駅近くにオープンした。

「RHYTHM sengawa」店主の児玉理恵さん

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 北海道釧路市で生まれ育ち、音楽を学んだ後、飲食店で修業し、2007(平成19)年に実家近くでカフェを開業した児玉理恵さんが手がける同店。雑誌などにも度々取り上げられ、街に根付いた営業を続けてきたが、3年前、家族の転勤や進学を機に、以前から関わっていた親族にカフェを託し、家族全員で上京した。

 上京後は、釧路で製造した菓子をイベントで販売するなどの営業を継続。店を構えることを思い描いていたところ、プロのトランペッターとして活躍する長男の師匠で、仙川在住の知人を通してテナントを紹介され、開業を決意した。店の裏に音楽大学、隣にバイオリン工房があり、音楽との縁を感じたという。

 販売するのは、北海道産小麦粉のクッキー、北海道産果物のタルト、北海道産生乳のプリン、北海道産野菜のキッシュなど。本店と同店で手作りした商品を取りそろえる。コーヒーは札幌市の自家焙煎(ばいせん)コーヒー店「石田珈琲(コーヒ-)店」のコーヒー豆(900円)やハンドドリップ(650円)を用意。北海道から直送するチーズや石窯パンなども販売する。

 店舗について、児玉さんは「旧店の内装が丁寧に造られていて、本店の雰囲気にも近く、店を構えるならここだと思った」と言い、ほとんど手を加えずに活用。店内にカウンターを設け、イートインにも対応する。メニューはほか、自家製ソースをトッピングできる北海道ソフトクリームや、北海道で栽培するライ麦のわらを使って手作りする北欧伝統装飾「ヒンメリ」なども販売する。

 児玉さんは「北海道の良いものを提供していきたい。お客さまとの会話を楽しみながら、ホッとできる存在の店にできたら」と話す。

 営業時間は12時~17時。

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