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調布で「スポーツごみ拾い」初開催へ 市制70周年記念、FC東京も協力

「スポGOMI大会 in 調布」を主催する調布駅前商店街の会長を務める太田聡則さん

「スポGOMI大会 in 調布」を主催する調布駅前商店街の会長を務める太田聡則さん

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 調布駅前商店街が11月1日、「スポGOMI大会in調布」を初めて開催する。

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 「スポGOMI」は1チーム複数人で構成し、当日発表されるエリア内で、決められた時間内にできるだけ多くのごみを拾う。拾ったごみの種類ごとにその重さでポイントが付与され、ポイントの合計で順位を争うもの。一般社団法人「ソーシャルスポーツイニシアチブ」代表理事の馬見塚健一さんが2008(平成20)年に考案したスポーツで、2019年からは日本財団「海と日本プロジェクト」と連携し、「スポGOMI甲子園」を開催。地方予選を勝ち抜いた高校生による全国大会が行われている。2023年11月には世界21カ国の代表チームが集まり、「スポGOMIワールドカップ」を初開催。海外でも同イベントが開催され、世界的な広がりを見せている。

 調布駅前商店街は2017(平成29)年7月、調布駅の地下化に伴い建設された大型商業施設「トリエ京王調布」の開業をきっかけに設立された商店会の連合会で、調布駅近隣の5商店会(調布銀座商栄会協同組合、小島商栄会、天神通り商店会、上布田商栄会、調布中央商店会)と調布パルコ、トリエ京王調布、イオンシネマ・シアタス調布で構成。調布市商工会や「調布駅前から盛り上げる会」と協働し、シアタス調布・半券サービスを運営するほか、調布駅周辺の活性化に向けた協議などを行っている。

 「スポGOMI大会in調布」は市制施行70周年記念「調布市環境フェア」の一環で行うもので、同市では初の開催。通常ルールに加え、参加チームをFC東京と京王電鉄の2つに分け、グループ戦も行う。FC東京コミュニティジェネレーター石川直宏さんや東京ドロンパも応援に駆け付ける予定。

 調布駅前商店街の太田聡則会長は「調布駅近隣ではたばこの吸い殻のポイ捨てが課題となっており、その解決を考えたのが今回のイベント開催のきっかけ。吸い殻を多く集めたチームには特別賞も設ける。スポーツとして楽しみながら、街をきれいにし、また今後のポイ捨て防止にもつながるような取り組みにできれば」と意気込む。

 開催時間は10時30分~14時30分。参加無料。定員30チーム。現在、参加者を募集している。締め切りは9月21日。

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