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稲城・ジャイアンツタウンでクラフトフェス 全国151組の作り手が結集

「TOKYO CRAFT FESTIVAL」に出店予定の皮製品

「TOKYO CRAFT FESTIVAL」に出店予定の皮製品

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 「TOKYO CRAFT FESTIVAL(東京クラフトフェスティバル)」が10月4日・5日、「TOKYO GIANTS TOWN(東京ジャイアンツタウン)」(稲城市矢野口)内の新球場「GIANTS TOWN STADIUM(ジャイアンツタウンスタジアム)」で開催される。

「TOKYO CRAFT FESTIVAL」に出店予定の染め物ワークショップ

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 企画を担うのは、「自分たちで探してきたものを、ワクワクするものに編集する」ことをテーマに、イベントの企画・運営やカフェなどの経営を手がける「手紙社」。2006(平成18)年に手仕事作家が集う「もみじ市」を始め、2010(平成22年)から多摩川河川敷に会場を移し、毎回、数万人が来場。2019(平成31)年の大雨による河川敷閉鎖を機に、開催方法の再検討を進めていた。

 今年3月に開業した新球場から「地域の人々が施設に親しめるようなイベントを開いてほしい」と打診を受け、同社の原点である「もみじ市」を受け継ぐ企画を検討。新たな「ものづくりの祭典」として、「東京を代表するクラフトフェスを目指す」と実行委員長の小池伊欧里さんはいう。

 会場は球場のフィールドを使い、陶芸、木工、金工、ガラス、布や刺しゅうなど全国から151組の作り手が出店。手紙社がこれまで関わってきた作家に加え、実行委員が全国各地のクラフトフェスを訪ねて見つけた新しい作家も参加する。

 ワークショップエリアも設け、植物を直接布に置いて蒸して染める染色、手編みハンモック作り、シルバーや真ちゅうのアクセサリー作りなど、大人も楽しめる手仕事体験を用意。クラフトビールやフードなども取りそろえ、これまでのイベントに参加してきた人気店を中心に出店する。

 小池さんは「新球場に足を踏み入れる楽しさも味わえる。アート作品というより、日常の暮らしの道具が中心。さまざまな手作業をゆっくり見て、暮らしを豊かにするヒントを手に入れてもらえれば」と話す。

 開催時間は10時~16時。入場料は、前売り=1,500円、当日=2,000円。

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