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稲城・長沼で「南武線ビアマルシェ」 12ブルワリーがクラフトビール提供

「南武線ビアマルシェ」昨年のイベントイメージ

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 南武線沿線を中心としたブルワリーのクラフトビールを飲み比べて楽しめる「南武線ビアマルシェ2025」が10月10日・11日の2日間、稲城長沼駅南口近くの「いなぎペアパーク」(稲城市東長沼550)で開催される。

「南武線ビアマルシェ」昨年のイベントイメージ

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 2023年に始まり、今回が3回目となる同イベント。テーマは「飲み比べて楽しむ南武線沿線の持続可能なビール旅」で、「JR中央線コミュニティデザイン」(小金井市)が主催する。同社と「JR東日本八王子支社」(八王子市)は、ビールの原料となるホップ栽培を行う「中央線・南武線ホッププロジェクト」を通して中央線・南武線の沿線緑化に取り組んでいる。会場の最寄り駅である稲城長沼駅でも駅社員が水やりや手入れを行ってホップを育て、ホップ栽培を通して地域の輪を広げ、地域に根ざしたビールイベントやビール造りを行っている。

 今年は、立川、溝の口、川崎など南武線沿線を中心とした12のブルワリーが出店。元駅員がブルワーとして携わる「中央線ビアワークス」(小金井市)や稲田堤の「BEERDOCK稲田堤」(川崎市)は初出店。唐揚げやステーキ、魚を使ったバーガーなどのキッチンカー3店も出店。いなぎ発信基地ペアテラス前では、稲城市観光協会による稲城市名産の梨を用いた商品を販売する。

 新たな試みとして、数量限定のオリジナルリユースカップ(300円)を販売。購入者は、各ブルワリーのビールが通常よりも50円引きとなる。今後、環境に配慮したビールイベントを開催するためのトライアルとして実施する。

 出店店舗の商品を購入してスタンプを集めると参加できる「南武線ビアくじ」も用意し、出店ブルワリーのグッズなどを進呈。輪投げや玉入れのミニ縁日(1回200円)、こども駅長制服を着用して南武線を走る車両E233系のモックアップで写真撮影ができるフォトスポット(11日のみ、無料)など、子どもと一緒に楽しめるブースも開設。10月11日11時からJR東日本東京吹奏楽団による「サックスアンサンブル」、15時から「クラリネットアンサンブル」の演奏も予定する。

 JR中央線コミュニティデザインの吉村恵実さんは「『飲んで楽しむ』だけでなく『環境を大切にする』取り組みとして、今回初めてリユースカップを導入している。南武線・中央線沿線の個性豊かなクラフトビールを味わいながら、未来につながる持続可能な新しいイベントの形を、来場の皆さまと一緒に育んでいければ」と話す。

 開催時間は、10日=16時~21時、11日=11時~20時。入場無料。小雨決行、荒天中止。

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