見る・遊ぶ

府中「市民文化の日」に9施設で多彩な催し アートイベントも

広い会場いっぱいにレールが敷かれ、多くの建物をぬって車両が走る「鉄道模型広場」

広い会場いっぱいにレールが敷かれ、多くの建物をぬって車両が走る「鉄道模型広場」

  • 2

  •  

 府中市の「市民文化の日」である10月12日、ルミエール府中など市内9施設でさまざまな文化イベントが開催される。

府中市郷土の森博物館で開催中の企画展「古代国司と国司館」

[広告]

 「市民文化の日」は、市民が豊かな文化や芸術を気軽に体験するきっかけ作りを目指して毎年10月第2日曜に行われる。

 ルミエール府中(府中市府中町2、TEL 042-361-4111)では11日・12日に「第14回鉄道模型広場」を開き、鉄道玩具や鉄道模型の愛好家が持ち寄ったレールやストラクチャー(建物)を組み立てて模型車両を走らせる。貴重なコレクションを展示するコーナーや、持参したプラレール車両を走らせるコーナーも設ける。館内別室では「ハワイアンキルト展示会」を開催。併設する中央図書館は「書き出しで選ぶ一冊」などの企画を行う。

 府中市郷土の森博物館(南町6、TEL 042-368-7921)は入館料とプラネタリウム観覧料が無料になり、企画展「古代国司と国司館(こくしのたち)」を開催。「解説員による復元建築物の案内」「学芸員による展示解説『2つのかやぶき民家』」「スタッフトーク『Fuchu(府中)にあるUchu(宇宙)』」も行う。

 無料開放は、府中市美術館とふるさと府中歴史館(大國魂神社宝物殿)でも行う。

 武蔵府中熊野神社古墳展示館では「武蔵府中熊野神社古墳まつり」を開催。古墳コンサートや勾玉(まがたま)作り体験会を開き、夜は古墳を幻想的にライトアップする。

 府中の森芸術劇場、生涯学習センター、都立府中の森公園、国司館と家康御殿史跡広場でも、それぞれ催しを行う。

 現在、各施設に掲示するキーワードを3つ以上集めるとオリジナルグッズを進呈する「市民文化の日キーワードラリー」を開催している(ふるさと府中歴史館・大國魂神社宝物殿を除く)。景品交換は12日に各施設のイベント開催時間内に行う。

 同日、けやき並木通りでは「まちづくり府中」主催の「FUCHU ART PARADE(府中アートパレード) 2025」を開催。「ピクニックをするようにパフォーミングアートを楽しもう」をテーマに、ミニシアター、ワークショップ、アート作品の展示販売など約20のテントが並ぶ。同イベントを企画運営する「アーティスト・コレクティヴ・フチュウ」広報担当の佐藤翔子さんは「パフォーマンスや大道芸を見て楽しんだり、アート体感できるパレードに参加したりして、秋の一日をゆっくりとアートに親しんでいただければ」と呼びかける。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース