
調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)で10月1日、テレビ東京系列の番組「出没!アド街ック天国 『調布駅』」の公開収録が行われた。
番組30周年記念で井ノ原さんが手掛けた「あの街この街」を生演奏、2番は調布バージョンで © テレビ東京
同番組は1995(平成7年)年4月に放送が始まった情報バラエティー。毎回一つの街を取り上げ、その街ならではのスポットや人物、風習などを番組独自のランキング形式で紹介する。MCは「あなたの街の宣伝部長」として、タレントの井ノ原快彦さんが務める。
30周年の記念イヤーとなる今年は、さまざまな企画を展開し、10月は4週にわたり京王線・井の頭線沿線を特集。3週目に当たる10月18日放送回では調布駅周辺に番組が「出没」する。同市の市制施行70周年と番組の周年を記念して15分拡大放送となり、特集回の一環として同館の大会議場で番組初の公開収録も行われた。
当日は、調布市在住・在勤の市民を対象に公募で選ばれた150人が観覧。5000件を超える応募があり、関心の高さをうかがわせた。会場では番組セットを再現し、後方の扉から出演者が一人ずつ登場すると、観客席からは拍手と歓声が上がった。
公開収録には、井ノ原さんのほか、中原みなみアナウンサー、峰竜太さん、薬丸裕英さん、山田五郎さんといったレギュラーメンバーが出演。さらに、サプライズゲストとして、府中市出身で元サッカー女子日本代表の澤穂希さん、調布に在住歴のある俳優・磯村勇斗さんも番組を盛り上げた。
収録では、出演者による調布にまつわるトークを交えながら、ランキングVTRを上映。市民にとってなじみのある風景や懐かしい映像が流れると、会場からは歓声や笑い声が上がり、終始にぎやかな雰囲気だった。
収録後半ではセットが変更され、番組の人気コーナー「シャンソン姉さん」が登場。調布をテーマにしたオリジナルのシャンソンを披露。最後は番組30周年を記念し、井ノ原さんが手がけた楽曲「あの街この街」の生演奏、生歌唱が披露され、楽曲の2番はこの日のために用意された調布バージョンを歌唱した。観客も参加し、会場は一体感に包まれながら収録は終了した。
10月25日・26日に調布駅周辺で開催される「市制施行70周年記念 マルシェドゥ調布」に同番組がブース出店することも発表された。当日は出演者と合成写真が撮れるバーチャルスタジオや、プレゼントイベントを予定しているという。
放送は10月18日21時~。