
未来の河川敷の可能性を探る社会実験「みんなでつくる・まなぶ・あそぶ! 狛江かわまちキッズパーク」が10月13日、狛江市の多摩川河川敷で開催される。
狛江市は、2024年3月に「狛江市かわまちづくり計画」を策定。同計画に基づき、多摩川の一層のにぎわいづくりを進めるための社会実験として同キッズパークを企画し、子どもたちが主役となり、多摩川の豊かな自然環境の中で「つくる」「まなぶ」「あそぶ」を体験できるイベントを開催する。
河川敷には、「巨大ダンボール迷路」「東京ドロンパふわふわ」やブランコや平均台などの遊具を設置するほか、「もころんグリーティング」「貼り絵アート体験」「手作りピタゴラ装置」「キャンドルすくい」を用意。そのほか、かわまち清掃、水辺の図書館、こども広場、ハロウィーンスタンプラリー(いずれも無料)も実施する。
事前予約制の体験として、川のスペシャリストとして活動するカワマミコさんと一緒に歩く「川、最高! 多摩川発見ウォーク」(無料)、ギターで子どもたちと一緒に新しい歌を作る「音楽作り」、テントの設営方法を学んでデイキャンプを楽しむ「親子デイキャンプ」、「アロマミスト作り」などのワークショップ(いずれも有料)などを実施。水辺では、1人乗りカヤック体験「パックラフト」、SUP体験(いずれも有料)を事前予約制で体験できる。
会場ではキッチンカーなどが出店し、綿あめ、ラムネ、コーヒーなどを販売。テントやチェアなどを設置した休憩スペースも用意する。
狛江市環境部環境政策課の秋山尊利さんは「今回は、子どもたちが主役の社会実験を実施する。河川敷に限定オープンするキッズパークで、子どもたちが「つくる・まなぶ・あそぶ」を体験し、『狛江時間』の心地よさを感じながら、多摩川がもっと好きになる。そんな、世代を超えて愛される場所づくりの第一歩を、ここから始めたい」と話す。
開催時間は11時~16時。荒天中止。