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狛江で水辺の大型フェス「タマリバ」 多摩川の魅力知る機会に

多摩川水辺のフェス「TAMARIBA(タマリバ)」の入場ゲート ©comaecolor

多摩川水辺のフェス「TAMARIBA(タマリバ)」の入場ゲート ©comaecolor

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 多摩川を舞台にした水辺の野外フェス「TAMARIBA(タマリバ) 2025~Tamagawa Riverside Festival(タマガワ・リバーサイド・フェスティバル)~」が11月2日・3日、和泉多摩川河川敷で開催される。主催は市内在住の有志から成る「comaecolor(コマエカラー)」。

秋の多摩川で思い思いにくつろぐ「TAMARIBA」来場者の様子 ©comaecolor

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 調布や狛江を流れる多摩川を生かした水辺のローカルフェス。「すぐそばにある多摩川の価値や魅力に気づく」ことを狙いに、音楽や飲食、アクティビティーなどさまざまなコンテンツを用意する。スタートした2016(平成28)年の来場者は3000人だったが、昨年は都内近郊から2日間で約1万8000人が来場。約7割が市外から訪れるという秋の多摩川を代表するイベントになった。費用は大きな協賛などに頼らず、来場者の寄付で賄っている。

 今年は「River flows, life slows」をテーマに、水辺ならではSUPやカヌー、足こぎカヤックなどのアクティビティーのほか、足湯や鍼灸(はり・きゅう)、ヘッドマッサージなどリラックスコンテンツを用意。このほか、地元飲食店や市内外のクラフトビールブルワリー、コーヒーロースター、スイーツ店、クラフトショップなど70店以上が出店する。

 音楽ステージには、デビュー10周年を迎えた藤原さくらさん、「FUJI ROCK FESTIVAL 2025」に出演した眞名子新(まなこ・あらた)さん、「HUSKING BEE(ハスキングビー)」の磯部正文さんなど21組のアーティストが出演。

 11月2日には特別企画として3年ぶりに「星空シネマ」を開催。上映作品は、多摩川を舞台にしたオムニバスドラマ「息をひそめて」で、狛江高校前の河川敷や多摩川水道橋など市内のロケ地も登場する。同日、同ドラマを手がけた中川龍太郎監督と、出演した小川未祐さんによる「TAMARIBAトーク」も行う。MCはラジオDJ、文筆家など多彩に活動するジョー横溝さん。

 コマエカラー代表の山本雅美さんは「毎年、市外からも多くの方が足を運んでくれる。今年は、多摩川エリアの自然や魅力ある店を知ってほしいと思い、来場者に登戸エリアも含めた周辺の見どころ・情報をギュッと詰め込んだガイドマップを配布する。イベントをきっかけに、多摩川流域での新しい発見や出会いを楽しんでいただけたらうれしい」と話す。

 開催時間は、2日=10時~21時、3日=10時~16時。「TAMARIBAトーク」は2日14時ごろ~。「星空シネマ」は2日18時30分~20時30分。入場無料。会場のコンテンツは有料。

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