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調布市が「ゼロカーボン」ワークショップ コミュニケーショングラフィックで

福岡県みやま市で開催した「コミュニケーショングラフィック」ワークショップの様子

福岡県みやま市で開催した「コミュニケーショングラフィック」ワークショップの様子

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 「2050年ゼロカーボンシティ調布」を掲げる調布市が11月16日、市民と共に未来の「ゼロカーボンシティちょうふ」のイメージを共有し行動につなげることを目指すプログラム「コミュニケーショングラフィック」を市民プラザあくろす(調布市国領町2)で開催する。

調布市で行われたワークショップ 過去の様子

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 同市は、脱炭素・資源循環への意識を高めることを目指し、世代や立場を越え、ゼロカーボン(脱炭素)・SDGsを楽しく学んでもらおうと今年7月からさまざまなワークショップを企画。今回の「コミュニケーショングラフィック」は地域に対して持っているイメージや「こんな地域にしたい」というイメージをさまざまな手法で描き、対話とグラフィック技術により地域の未来のイメージを共有し、行動につなげることを目指すプログラム。

 ファシリテーターは総務省外部専門家「地域力創造アドバイザー」で同市の「参加と協働のまちづくりアドバイザー」の横山泰治さん。1999(平成11)年に同市でNPO法人を立ち上げ、地域活性化や地域情報化、若者の就労支援を行う。2017(平成29)年からは全国でSDGs・脱炭素を軸にしたまちづくりの支援をしながら、企業研修、国際会議への参加や議員向け勉強会などで数多く登壇。環境分野では2001(平成13)年から同市で「野遊びくらぶ」を主催し、同市環境基本計画の策定委員を経て、2024年度から「調布こどもエコクラブ」を企画・運営。福岡県・宮城県内の自治体アドバイザーも歴任している。

 横山さんは「『脱炭素・資源循環』と聞くと、難しいように感じたり、自分とは遠く感じる人もいるかもしれない。ただ、この夏の異常な暑さや、毎日私たちが出すごみなど、シンプルで身近な例も多い。今回のプログラムが、難しく考えず、将来どんな調布にしたいか、どんな未来に暮らしたいかを考えてもらえるきっかけになればうれしい。その上で、できることから行動に移すきっかけになれば」と話す。

 今後は、12月13日にカードゲーム「脱炭素まちづくりPLAY!」、1月17日に「カードゲーム「2030 SDGs」、3月1日に「スペシャル企画」を、それぞれ予定する。

 開催時間は14時~16時30分。要事前申し込み。

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